インフラエンジニアのキャリアパス実例紹介!~常駐エンジニアからマネジメントへ~

皆さん、こんにちは!
広報担当の小原です。

現在ITインフラにおけるサービス需要は多岐にわたり、それに伴ってエンジニアのキャリアパスも多様化しています。
そんな中、自分自身がどのような適性を持っているのか、どのようにしてキャリアパスの実現へと取り組んで行けばよいのか…、悩まれる方も少なくないかと思います。

そんなお悩みを解消するため、アイエスエフネットの社員が実際にどのようなキャリアパスを歩んでいるのか、実例としてご紹介したいと思います!

今回は、エンジニアから人材管理・コンサルティング業務へとキャリアアップを実現された人材戦略管理部の鈴木さん、吉江さんにインタビューを行いました!
ぜひキャリアパスの参考にしていただけますと幸いです♪

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■まずはご自身の簡単なご経歴と現在の所属部署について教えてください。

(鈴木さん)経歴としては、入社当初は常駐エンジニアとしてヘルプデスクなどの業務を3件ほど経験したのち、現在の内勤業務へとキャリアチェンジしました。

(吉江さん)私も鈴木さん同様、常駐エンジニアとして入社後、ネットワークやサーバの監視業務から簡単な構築業務まで経験し、現在の部署へ異動しました。

■どのようなきっかけで、現在の部署へ異動されたのでしょうか?

(鈴木さん)最後のお客さま先ではたくさんいい経験を積ませていただき、やりがいもあり、愛着がある仕事でした。

しかし、常駐していた期間が5年になり、自分のキャリアアップのために次のステップに向けて営業の方と調整していました。
その際に社内部署の公募があるとご紹介いただき、応募して現在に至ります。

人材戦略管理部を選んだ理由としては、エンジニアとして業務に取り組んでいた中で、技術的な知識よりも、次第にマネジメントへの興味が強くなっていきました。
自主的に書籍を読み自己啓発していたこともあり、ご紹介いただいた際に応募を決意しました。

(吉江さん)常駐時代キャリアについて悩んでいた時に、内勤の方にヒアリングをしていただく機会がありました。
そちらで人材戦略管理部の募集があることをご紹介いただいたことがきっかけになります。

エンジニアだった当時、現場でリーダーとして働いていました。その時にコミュニケーション能力やマネジメント力について、お客さまから評価をいただいていたようで、そのようなことから人材戦略管理部をご紹介いただきました。

■なるほど、お二方とも元々マネジメントにご興味があり、実際にそういった業務に携わっていたり勉強をされていたのですね。
現在、人材戦略管理部では具体的にどのような業務をされているのでしょうか?

(鈴木さん)業務は主に、全国のエンジニアのアサインメントから、常駐案件の各種係数管理、またスキルシートの管理を行っています。それぞれのエンジニアに適した案件へ繋ぐ、アサインメントの業務がメインの業務です。

(吉江さん)私も、これまでのエンジニアとしての経験を活かしながら、同様にエンジニアのアサインメントを行っています。

■異動後に感じたこと、ギャップなどはありましたか?

(鈴木さん)異動後のギャップについては、あまり感じていません。
業務内容は大きく変わりましたが、振り返ってみると、業務に対する姿勢は変わらなかった印象です。

「だれにでも礼節をもって対応することが大切だ」と日々考えているため、お客さまであっても、社員であっても、丁寧に対応する心がけや姿勢は変わっていません。

部門の特色として、個人情報が集中する部門のため、そういった情報の取り扱いにはいっそう気を配るようになりました。

(吉江さん)私の場合は、個人的な気づきになるのですが、今までエンジニアとして働いていた際、社内のたくさんの方にフォローいただいていたということに気づくことができました。

エンジニアとして働いていたときは、人材管理の仕組みを漠然と知っているような状態でしたが、自分自身がその仕組みのうちに入ることによって、自分一人が働くにあたってどれだけの方が動いていたのかと、考えるようになりました。

■業務のやりがい、キャリアチェンジしてよかったことを教えてください。

(鈴木さん)人材戦略管理部での業務は自分の性に合っている業務だったので、非常にやりがいを感じています。

エンジニアとして働いていた際にもやりがいは感じていましたが、マネジメントに対して興味を持つようになってから、自分がこれからやりたいことや、そのためにやるべきことなど、今後のビジョンがより明確になったと思います。

また現在は、さまざまな経験を積んだエンジニアの方との関わりが増えたため、それに伴い必要な知識の幅が広く求められ、日々勉強になると感じており、そういった面でもやりがいを感じています。

(吉江さん)異業種からエンジニアに転職しているため、能力的に不安を持つことが多々ありましたが、自分にできることであれば全力で取り組むという姿勢を常に意識しています。そこを信頼していただけることが非常に嬉しいと感じます。

また、お客さま先に出たエンジニアの方から「この案件に入れてよかった」というお声や、お客さまから「この人が入ってきてくれて良かった」と言っていただけることが何よりやりがいに繋がっています。

■人材戦略管理部に向いている人材について教えてください。

(鈴木さん)実際に業務を行ってみて、「公平性を期す」といった姿勢が部にとって一番重要だと感じています。
エンジニアに寄り過ぎず、営業に寄り過ぎず、公平で忠実的である人が必要とされていると思います。

また、各種調整能力も必要となります。
エンジニアと営業に留まらず、関連する部門が多く、全国のアサインメントを行っているため、各支店との連携などもあります。そういった際の折衝能力が必要とされます。

(吉江さん)業務に対して、常に真摯に向き合えるかどうかが重要だと感じます。
業務の遅れや、不誠実な対応があれば一気に信用を無くしてしまいます。

また、さまざまな方と調整を行っていく業務が主体のため、臨機応変に連携がとれるような人材が求められているのかな、と感じています。

■今後のビジョンについて

(鈴木さん)業務の定常化を図り、さらには業務の切り出しを行いコア業務であるアサイン業務により集中をして、品質を向上できる環境を作っていきたいと考えています。

個人的な目標としては、もともとマネジメントに興味があったため、アイデア出しやコーチングといった知識も身に着けていきたいと考えています。

(吉江さん)アサインの業務を行っていて、どうしても案件が生ものであり、業務内容とその時に待機しているエンジニアがどのような経験を持っているのかによって、必ずしもキャリアアップできる案件先を紹介できないことがあります。
少しでもその差がなくなるように、自分自身でも技術的な知識やマネジメントの知識を身に着け、より多くのエンジニアに、少しでもいいキャリアを提供していくことが目標です。

■最後に、今後同じように人材戦略管理部へのキャリアチェンジを目指している方へメッセージをお願いします!

(鈴木さん)まずは自分が今取り組んでいる業務を真剣に遂行するということが大切だと思います。
私の今のキャリアは、最初からキャリアチェンジを目指していたわけではなく、今まで地道に積んできたものが管理部門へのキャリアチェンジに繋がったと感じています。

目標に目を向けることも大切ですが、今ある自分自身の業務から身に着けるものを身につけないと、せっかく巡ってきた機会を掴めなくなってしまうと思うので、まずは地道に積み上げていくことが大切だと思います。

(吉江さん)現場での動きを評価いただいてCDP(※)に推薦していただいた私の経験から、この部署にいるとよりいろいろな方の評価を目にすることが多いです。
現場でエンジニアが率先して業務に取り組んでいたことなど、自分自身のよい振る舞いは必ずどこかで誰かが見ており、評価してくれています。

見返りを求めて行うといったことは、下心を感じるためあまりよくないと考えられがちですが、必ず行いは誰かが見てくれているといった意識で働いていくことが重要かと思います。

(※)CDP(Career Development Program): CDPとは、社内公募とほぼ同じ意味で、アイエスエフネットでは社員の適材適所適地の就業環境を提供するために定期的に実施しています。

後に

実際にお話を伺ってみて、キャリアパスについての具体的な経緯だけではなく、エンジニアとしての姿勢や現在の業務に対する取り組みなど、より深いお話を伺うことができ、今後キャリアチェンジを目指すエンジニアの方にとって心強いメッセージをお伝えすることができたのではないかと感じています。

インタビュー内でもありますが、弊社ではエンジニア一人ひとりのキャリアアップを実現すべく、キャリアコンサルタントとの面談なども積極的に行なっています。
今回のインタビュー内容が、キャリアパスについて検討する際の参考になりましたらうれしく思います^^

今後も弊社のキャリアパス事例を随時発信いたしますのでお楽しみに。

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