超初心者向け「次世代通信5G」と「超分散型エッジコンピューティング」とは

こんにちは、ブログ更新担当の永田です。

最近、育休から復帰した私ですが、休んでる間に席の変更がありました。以前は、目の前にはわいわいした、若い業務部の女子で溢れていたのですが、なぜか復帰してみると目の前は真剣な雰囲気の技術者が。

でも、この見知らぬおじさまたちはなんと、エンジニアの先鋭チームだったのです!そして、身近で飛び交うIT用語達…「5G」やら「エッジコンピューティング」やら…。

最近話題なのってAIとかナントカコインとかじゃないの?と思ってたのですが…、色々な新しいテクノロジーのもっと根本的な部分を支える技術のお話のようでした。

り速く、より確実に、そしてより多様に

まずは、なんとなくわかりやすそうな5Gから。私が今使ってる携帯が4Gだから、きっと1G分速くなるのかな?と思ったら大違いでした。

5Gは「5th Generation(世代)」の略称で、モバイルネットワークの第5世代技術です。一般的には、「第5世代移動通信システム」といわれています。4Gと5Gでは速さでいうと、幼稚園生とボルト選手ぐらいの違いがあるそうです(数倍から数百倍)。


このスピードは、私たちが見ている動画をいつもより早くダウンロードしてくれるだけではありません。「正確性・安全性」が求められる現場では遅延のない環境を提供することが可能なので、医療や自動運転に活用することができるのです。

他には、サッカーの試合を各選手の目線から見ることができたりと、エンターテイメントでもさまざまな使い方が考えられています。
今頃、いろいろな業界の方々がひっそりと5Gを使ったサービスを模索・開発しているのではないでしょうか。

らゆるものがネットワークに繋がったら

皆さんご存知のとおり、すでにあらゆるものがネットワークにつながっています。そして5Gが、それらを後押ししていくと予測されています。
(その危険性は、以前の IoT の記事でも書いたのでぜひ、ご覧ください!)

その結果、サーバーさんやクラウドさんが、大量に猛スピードで押し迫ってくる情報に対応しきれず、エッジさんに「ある程度のことはそっちで任せるよ!」とお任せしてるのがエッジコンピューティングです。


エッジコンピューティングとは、ネットワークに繋がった端末やそれを制御するサーバーに負担をかけず、さらに全体のパフォーマンスを良くします。

多様な端末も、クラウドサーバーも、エッジコンピューティングも、それに伴うアプリケーションも管理、改善、開発しないと!ってなるとなんだか大変ですよね。

でも、そんな問題を解決するアプリケーションや仕組みがたくさん出てきています。実は、それを支えるのも、私たちのITインフラ会社の大切なお仕事の一つなのです。

指せ、よりよい社会

めまぐるしく変わるITインフラ業界。

その根本の目標は「テクノロジーを使って、私たちの暮らしをより良いものにすること」。5Gやエッジコンピューティングなどテクノロジーを使い、IoTをより最適化することで、テレワークやサテライトオフィスといった多様な働き方や働く環境の場を創ることができます。大都市の人口を分散させ、電車や車が効率よく動くことで、日々の渋滞や満員電車をなくすといったことも夢ではないのです。


そして、「私たちの事業もその大きなチャレンジの一部なんだ!」と席替えして聞こえてくる会話から改めて実感しました。

これらの技術が実装され、私たちがその恩恵を受けられるのは、2020年以降とまだまだ先のようですが、それまでには、このようなテクノロジーが「どのように実現されているか」を、エンジニアの皆さんと熱く語れる日を夢見て、勉強していきたいと思います。

※掲載内容は発行当時の情報で、変更する可能性もございます。何卒、ご了承ください。