LGBTQに関する取り組み評価「PRIDE指標2022」にて、3年連続ゴールドを受賞いたしました!

皆さんこんにちは!

寒い日が続き、街中ではコートを着ている方も見かけるようになりました^^
いよいよ冬本番に近づいてまいりましたが、皆さん、体調は崩されていないでしょうか?

季節の変わり目ということで、いつも以上に体調管理に気を付けていきたいですね。

さて、なんとこの度、アイエスエフネットはwork with Prideが主催するLGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティへの取組みの評価指標「PRIDE指標2022」において、3年連続の最高評価「ゴールド」を受賞いたしました!

今回のブログは、3年ぶりに行われた「work with Pride 2022カンファレンス」への参加レポートと弊社の取り組みをご紹介する内容になっています!

それでは、どうぞ(^^)/

「PRIDE指標2022」とは

PRIDE指標は、「LGBTQ」など性的マイノリティの方が、日本の企業内で自分らしく働ける職場づくりを進めるため、任意団体「work with Pride」によって定められた指標です。
企業の取り組みが各項目で評価され、獲得点数に応じて「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」のいずれかが表彰されます。

今年で7回目となる「PRIDE指標2022」には、402社の企業・団体および自治体、グループ・複数社連名での応募を含めると、総計842社が参加しています。

今年度の認定内訳は、ゴールド318社(グループ・複数社連名応募含む合計701社)、シルバー51社(グループ・複数社連名応募含む合計:86社)、ブロンズ29社(グループ・複数社連名応募含合計:51社)、認定無し4社という結果となりました。

その中で弊社は、最高評価「ゴールド」の認定を受けることができました!

work with Pride 2022カンファレンス
カンファレンスは、第31代駐日米国大使のラーム・エマニュエル氏とタレントのryuchell(りゅうちぇる)氏によるご講話に始まり、実行委員会によるLGBTQ+に関する調査報告やトークセッション、そして今回の「PRIDE指標2022」結果報告というプログラムで行われました。

特に印象的だったのは、LGBTQ+当事者の方のご講話や当事者の方を交えたトークセッションです。
「自分は自分という一つの個性を持った人間として生きていても、人は名前を付けて何かの枠に入れたがる」「ただトイレに行くだけのことが社内で大きく議論される」
弊社が、全ての人が自分らしく働くことができる職場環境を整えていく中でも、LGBTQ+当事者の方を無意識のうちに特別な枠に入れてしまっているのではないかと考えさせられました。

また、他企業の取り組みについても学ばせていただきました。
自社運動部の試合における来場者への啓発活動や、自社健康保険組合における「トランスジェンダー対応のある健診機関」該当基準の策定など、弊社でもまだまだ出来ることがあるのではないかと勉強になりました。

イエスエフネットの取り組みについて
~誰もが働きやすい職場実現に向けて~

アイエスエフネットグループでは、雇用と職業における一切の差別を禁止し、多様性を尊重しています。そして、ダイバーイン雇用(※1)を掲げ、LGBTQ+当事者の方に限らずさまざまな理由で就労が難しい方に対して、安心して働ける環境の創造に取り組んでいます。

そこで、今回はLGBTQ+に関する弊社の取り組みをいくつか紹介します!

1.職場の風土醸成について

  • ダイバーイン雇用委員会の設置
    2021年より、社内にダイバーイン雇用委員会(※2)を設置し、対象者に向けた新たな環境・仕組みを作りあげ、就労困難の方々や周囲の方々へ安心・安全な就労環境を築く(実現させる)活動を行う
  • ダイバーシティ課の活動
    ダイバーシティ課が主体となり、全社向けに定期的な啓蒙を実施し、加えて管理職向けの教育を行うことで、社員が正しい知識を学ぶ機会を多く設ける
  • ブランディングムービーの制作
    弊社で働くさまざまな立場の方の声を拾い集めたブランディングムービーの制作を通して、アイエスエフネットが創業当初から続けてきた、多様な雇用機会の創出について紹介
    URL:https://youtu.be/PQaZjW8rsZM
  • 管理職社員への教育
    管理職社員に向けた専用サイトへ、LGBTQの方からカミングアウトを受けた際の対応など、職場における環境づくりに関する動画を掲載し、管理職社員がいつでも確認、正しい対応を学ぶことができる環境を整備
  • 名古屋レインボープライドへの賛同
    2022年、社内外への啓発として「名古屋レインボープライド2022」に賛同し、LGBTQ+とその理解者(アライ)のパレードに参加。また賛同にあたり、NPO法人ASTA(アスタ)が主催する「LGBTQ+出張授業」を社員向けに行い、LGBTQ+に対する理解と支援促進の啓発を実施

2.当事者に向けた取り組み

  • 結婚等によって姓が変わった際、正当な理由がある場合はワーキングネームの使用が可能
  • 健康診断(婦人科検診)において、戸籍の性に関わらず、本人の希望があれば婦人科検診(乳がん検診など)の受診が可能
  • 性別を採用の基準として重要視せず、エントリーシートでは性別を記載する項目は設けていない
  • 性別適合手術・ホルモン治療を受ける従業員に対して、セルフケア休暇を1ヶ月につき1日有給にて付与(※1日を超える分の取得は無給にて付与)
  • 心の性別のトイレを利用することを共通認識とし、上長や相談窓口(ウィメンズカウンシル)への申し出があれば、全体へのカミングアウトをしなくても心に合ったトイレの使用を認めている
    また、(もしもの場合)他社員から、異議があった場合に備えて相談窓口を設けている
  • 結婚祝い金の支給・結婚休暇の対象者を各自治体が定めるパートナーシップ制度に基づき認められた関係を含む方へ拡充

(弊社の取り組みはこちら
ダイバーイン雇用:https://www.isfnet.co.jp/sustainability/society_employment30.html

(※1)ダイバーイン雇用とは、さまざまな理由で就労が難しい方に対して、安心して働ける環境を創造し提供する取り組みのことです。ダイバーインとは、ダイバーシティとインクルージョンを掛け合わせた造語で、あらゆる人に、多様な雇用で「働く喜び」や「生きがい」を感じてもらうことを目指しています。
(※2)ダイバーイン雇用委員会は、さまざまな理由により就労に困難を抱える方に対して、弊社の大義にも掲げている雇用創造や、ESG/SDGsの実現を目指すための委員会です。

わりに

今回、3年ぶりにリアル開催された「work with Pride 2022カンファレンス」。
直接当事者の方や受賞団体の方々のお話を聞くことができ、多くの学びがありました。

特に中立という立場に関して、シーソーに例えたお話が印象に残っています。
すでに傾いているシーソーを釣り合わせるためには、真ん中に立つのではなく軽いほうに乗らなければなりません。
同様に、社会の公平性を実現するためには、立場が弱い方を支援するアクションが重要であるとあらためて感じました。

弊社でもDEI(Diversity 多様性、 Equity 公平性 & Inclusion 包括性)推進を加速させ、安心して働くことができる労働環境の創造に向けて取り組みを進めてまいります!

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※この記事は、公開時点の情報をもとに作成しています。