第1回 D&I Award 2021 表彰式に参加しました!

皆さんこんにちは!
経営戦略課のインターン生の齊藤です。

この度アイエスエフネットは、株式会社JobRainbowによる第1回 D&I Award 2021にて、最高ランクの「ベストワークプレイス」(※1)に認定いただきました。
今回は2021年12月14日にオンラインにて行われた表彰式について、レポートします!

D&I Award 2021 とは
D&Iアワードは、株式会社JobRainbowによって開催される、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に取り組む企業を認定するアワードです。このアワードの目的として、以下の3つが挙げられます。

  1. D&Iに取り組む企業の後押し
  2. D&Iのあり方をアップデート
  3. D&Iの推進の担い手を拡大

D&Iアワードは日本のダイバーシティ&インクルージョンの尺度を一つ提示しながら、前述の3つの目的を通して、社会全体のD&I推進と、その先にある「D&Iがあたりまえの社会」の実現をビジョンに掲げています。

またD&Iアワードでは、ダイバーシティの要素としてとくに「LGBT」「ジェンダー」「障がい」「多文化共生」「育児/介護」の5つに注目して、全国の応募企業におけるD&Iの取り組みを独自の指標で採点します。そして、それぞれの獲得点数により「ビギナー」「スタンダード」「アドバンス」「ベストワークプレイス」にて認定されます。
初開催の今回は、「ビギナー」1社、「スタンダード」31社、「アドバンスド」62社、「ベストワークプレイス」71社が認定されました。

その中で弊社は、最高評価「ベストワークプレイス」の認定を受けることができました!

(※1) 認定ランク「ベストワークプレイス」の認定基準
日本国内だけでなく世界的にも高い水準でD&I推進に取り組むD&I先進カンパニーで、D&Iの企業文化の醸成は もちろんのこと、社員一人ひとりがD&I推進を担う個として積極的に活動している。D&Iの理念は、サービスや事業、企業組織のあらゆる側面で反映され、それを今まさに社外にも波及している。

▲表彰式はオフラインとオンラインで行われました。

彰式について
当日のアジェンダ
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13:00・・・・表彰式開始
13:05・・・・代表挨拶
13:15・・・・受賞企業の表彰
14:25・・・・アワード結果分析報告
14:35・・・・D&Iアワード大賞受賞企業の取組み事例紹介
15:20・・・・クロージング、記念写真撮影
15:30・・・・閉式
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表彰式では、D&Iアワード大賞受賞企業による取り組み事例の紹介がありました。印象に残ったのは、LGBTQIAフレンドリーな企業風土を実現している『株式会社積水ハウス』の取り組みです。充実した人権研修や、同性パ―トナーに対する社内規則や福利厚生制度の適用、人事部内にLGBTQ専門の相談窓口を設置などに力を入れているそうです。さまざまな取り組みをご紹介いただきましたが、とくに魅力を感じたのは、当事者への支援の気持ちを表明できるツールとしてステッカーを作成している取り組みです。そのステッカーはスマホなどに張り付けられているそうで、目に見える形で多様性を受容する態度を表現できる素敵な取り組みだと思いました。

また、『株式会社 積水ハウス』は2019年から男性育休取得率100%を継続しています。9月19日を『育休を考える日』と制定し、毎年産官学と連携して「男性育休フォーラム」を開催しているそうです。男性の育児に対する意識の実態や実際に育休を取得した社員の声を直接聞けるので、今後取得を検討している社員にとって安心できる環境だと感じました。また、毎年「男性育休フォーラム」を開催し、育休を考えることで、社員にとって育休が特別ではなく当たり前という認識につながっているのだと思います。
(出典:https://static.jobrainbow.jp/files/diaward/2021/report.pdf)

社のD&Iの取り組み
アイエスエフネットは全社員が働きやすい環境づくりに尽力し、ダイバーイン雇用(※2)や育児休暇促進へ向けて、常に取り組んでおります。
それらの取り組みが評価され、今回のD&I AwardやPRIDE指標 ゴールド(※3)、プラチナくるみん(※4)等を受賞することができました。

そこで、弊社のD&Iの実現に向けた取り組みをいくつか紹介します!

1. ダイバーイン雇用委員会の設置
2021年より、社内にダイバーイン雇用委員会(※5)を設置し、多様な社員にとっていっそう働きやすく、働きがいがある環境づくりに取り組んでいます。
また弊社のダイバーシティ課が主体となり、全社にむけて定期的に啓蒙を実施したり、管理職向けの教育を行ったりすることで、社員が正しい知識を学ぶ機会を多く設けています。

昨年はさらに、弊社で働くさまざまな立場の方の声を拾い集めたブランディングムービーの制作を通して、アイエスエフネットが創業当初から続けてきたダイバーイン雇用の取り組みを紹介しています。以下のURLより、ぜひご覧ください!
(URL:https://youtu.be/PQaZjW8rsZM)

今後アライ(※6)の表明をできるよう、仕組みの検討なども進めている最中です。

2. 育児休業中の社員のフォロー
育児休業中の女性社員に対しては、育児休業中に感じる疎外感等を和らげ、スムーズに復職できるよう支援しています。具体的には、女性のための相談窓口であるウィメンズカウンシルが会社からの情報を伝達したり、近況を確認したりして定期的にコンタクトを取るサポートです。このような制度、手厚いサポートの甲斐あって、弊社の女性社員は毎年ほぼ100%育休を取得しています。

3. 男性社員の育児休暇取得促進
現在弊社では、男性育児休暇取得の促進に向けて男性に対しても育休前に丁寧に面談を行ったり、育児休業の最初の5日間が有給休暇(育児有給休暇)になったりと、より男性社員が活用しやすい環境を整えています。その結果、2019年には8.7%だった男性育休(育児休業・育児有給)取得率が、2021年には90%を超えています。一方で、取得を伝えた際の周囲の反応や業務調整・復職に対する不安など、まだまだ多くの問題点が残ります。今後はそれらの問題点・不安要素を解消していけるよう、制度の見直しや周知活動を通して取得しやすい環境の創造に取り組んでいきたいです。

(弊社の取り組みはこちら
ダイバーイン雇用 https://www.isfnet.co.jp/sustainability/society_employment30.html
ワークライフバランス https://www.isfnet.co.jp/sustainability/employee_balance.html)

(※2) ダイバーイン雇用とは、さまざまな理由で就労が難しい方に対して、安心して働ける環境を創造し提供する取り組みのことです。ダイバーインとは、ダイバーシティとインクルージョンを掛け合わせた造語で、あらゆる人に、多様な雇用で「働く喜び」や「生きがい」を感じてもらうことを目指しています。

(※3) PRIDE指標とは、「LGBTQ」など性的マイノリティの方が、日本の企業内で自分らしく働ける職場づくりを進めるための指標です。そのような取り組みを支援する任意団体「work with Pride」によって定められました。企業の取り組みを各項目にて評価を行い、それぞれの獲得点数により「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」にて表彰されます。

(※4) プラチナくるみんとは、次世代育成支援対策推進法(次世代法)に基づき、従業員の仕事と子育てを両立するための行動計画を策定・実施するなど、一定の要件を満たした「くるみん認定企業」のうち、より高い水準の要件を満たしたより優良な「子育てサポート企業」に与えられる認定です。

(※5) ダイバーイン雇用委員会は、さまざまな理由により就労に困難を抱える方に対して、弊社の大義にも掲げている雇用創造や、ESG/SDGsの実現を目指すための委員会です。

(※6) アライ(ally)とは「味方」を意味する単語で、そこから転じて「LGBTQを理解・支援する人」を指します。

わりに
経営戦略課のメンバーとして、D&Iアワード2021表彰式に参加し、アワードの開催目的の説明やさまざまな取り組みのご紹介を聞き、多くのことを学ばせていただきました。

とくに、受賞理由や他社の取り組みを伺って、企業にとってD&Iに関する会社の方針を明文化し社会に広く伝えてゆくこと、そして会社という枠を超えてさまざまな企業、団体で連携することが重要なのではないかと考えました。

また今回は、自分自身の視野が広がったと感じたとともに、弊社のD&Iの推進に貢献したいとあらためて思いました!貴重な機会をいただき ありがとうございます!
今回得た学びを、今後の業務に活かしてゆけるよう、頑張ります。

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※この記事は、公開時点の情報をもとに作成しています。