だれもが安心して働ける環境を支える仕組みとは? ~アイエスエフネット独自のEMD会議~

アイエスエフネットでは、2021年5月に改めてリリースをしたダイバーシティ&インクルージョンを掛け合わせた“ダイバーイン雇用(※)”に取り組んでいます。このダイバーイン雇用を支える一つの取り組みとして、「EMD会議」という独自の取り組みがあります。

EMDとは?
EMDは、「EMployment Doctor」の略称で、アイエスエフネットの造語になります。
直訳すると、「雇用、医者」といった意味になりますが、このEMD会議では、就労に困難を抱える方が安心して勤務ができるように、会社として配慮や支援方法を協議して就労支援することを目的にしています。

先にも述べましたが、当社ではダイバーイン雇用に取り組んでいるため、さまざまな配慮が必要な方も入社されています。
お客さま先でのトラブルや困難な状況があったとしても、その理由がその特性によるものであれば本人の努力の問題ではなく配慮が必要であるといえます。そのため、その配慮や支援方法を専門医師の助言を受けて検討しています。

尚、このEMD会議は、約8年前(2013年頃)より実施している会議です。当時、北里大学(現在:産業医科大学)のお医者さまが当社の取り組みに共感いただき、手弁当で関わってくださっています。

現在も、産業生態科学研究所 産業精神保健学研究室での教授業務で多忙の中、アイエスエフネット社員の相談について支援方法を医師の観点よりご教示いただいています。

また先生は、職場の心理社会的要因や治療と仕事の両立支援、障害者や中小企業の産業保健をテーマに研究もされています。専門家のご助言をいただけることに、いつも感謝しており、的確なアドバイスなどいただいております。

EMD会議を実践することで得られる効果とは?
このEMD会議を行うことで、期待できる効果としては、大きく2点あります。

  1. トラブルを繰り返しているご本人の原因が明確になり悩みが軽減する
  2. 会社として配慮や支援が明確になるため、ご本人が活躍できる業務や環境が明確になる

実際にあった事例の一つとして、人間性や性格は素晴らしいが、業務習熟度について顧客からの指摘、短期で戻りを繰り返していた方がいらっしゃいました。
戦略人材コンサルティング部(弊社におけるキャリアコンサルタント)のフォロー担当者がヒアリングをした結果、業務習熟度の原因が本人の努力不足ではない可能性が発覚し、EMD会議にて対応の方針を決定しました。
その後、支援を約10ヶ月間行った結果、ご本人の特性が明確になり、グループ会社との連携や協力もあり障害者手帳を取得。
ご本人も業務に関する悩みや原因がわかり、安堵感とともに悩むことがなくなったようでした。

このように、原因が明確になることで、ご自身だけでなく周りの方も配慮やサポート方法がわかり、それぞれに適した業務や支援を提供できています。

もちろん、会議参加者は支援対象者の関係者のみとしており、守秘義務を遵守したうえで運用しています。

そして、EMD会議からのサポート体制を強固なものにしているアイエスエフネットの強みとして、部門を超えた複数部門連携の実践です。
このEMD会議にて、外部医師、グループ会社、社内の部門を超えた連携が実現できています。

これからも社員の働きやすい環境作りのためにEMD会議に取り組んでまいります。

(※ダイバーイン雇用とは、さまざまな理由で就労が難しい方に対して、安心して働ける環境を創造し提供する取り組みのことです。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000042830.html

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※この記事は、公開時点の情報をもとに作成しています。