株式会社アイエスエフネットと「ミンナDEカオウヤ」プロジェクトが
被災部の障がい者の仕事作りで業務提携

株式会社アイエスエフネット
株式会社インサイト
2011年12月1日

東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
株式会社アイエスエフネット（以下アイエスエフネット、本社：東京都港区、代表取締役：渡邉幸義）と株式会社インサイト（以下インサイト、本社：大阪市西区、代表取締役：関原深）を始めとした「ミンナDEカオウヤ」プロジェクト（以下ミンナDEカオウヤ）は、被災部の障がい者の仕事作りを拡大・発展させるための業務提携を行います。

アイエスエフネットでは、被災部における障がい者雇用として、福島市に障がい者が接客対応をするカフェ「匠」、特例子会社株式会社アイエスエフネットハーモニーの仙台営業所を持ち、働く意欲をお持ちの身体・知的・精神障がいの方々が、社会的に、そして経済的に自立できる就労環境を創出しています。また、2011年12月には、岩手県盛岡市にコンタクトセンターを開設し、被災者を優先的に20名雇用して人材育成事業を行い、来年の4月には同立地にて、障がい者によるコンタクトセンターを立ち上げ、アイエスエフネットグループ全体で管理者を含め40名を超える雇用を創造する計画です。
また今後は、東北地方での障がい者雇用を拡大し、地域福祉と連携した地域共生型モデルの構築をしていく予定です。

ミンナDEカオウヤでは、被災により仕事がなくなってしまった障がい者福祉施設の収入確保のために、被災部の授産品の全国・都市部で販売、及び全国の企業・行政などから仕事を委託する業務委託の推進を行っています。11/29現在、仕入商品は宮城、岩手、福島を中心に、青森、山形まで含め、計59事業所312商品、プロジェクト全体の売上高は2,700万円を超えています。

この度の両者の業務提携により、双方のリソースを生かし、「被災部の障がい者の雇用作り」と「被災部の障がい者福祉施設の収入確保」の両方を拡大・発展させる協力体制を構築します。具体的には、以下の3分野での業務提携を行います。

業務提携内容

1. アイエスエフネットによる、ミンナDEカオウヤ商品の販売協力
2. 被災部のアイエスエフネットの事業所（仙台、福島、盛岡）と障がい者福祉施設が連携して仕事を実施する体制を構築
3. 営業先の共有及び、販売企画・営業機能の共同

アイエスエフネット

アイエスエフネットは2000年の創業以来、ニート・フリーター、障がい者、育児や介護従事者、ひきこもり、シニアなど従来であれば働く事が難しいとされている方々へ雇用の創造を一環して大義として掲げています。2011年11月からは、新たに「20大雇用」宣言をし、更なる就労弱者のカテゴリーの雇用に尽力して参ります。

ミンナDEカオウヤ

ミンナDEカオウヤは、被災エリアの障害者福祉施設で作られた授産品を全国・都市部で販売、及び全国の企業・行政などから仕事を委託することにより、被災した障害者の収入・障害者福祉施設の経営を支える「参加型」プロジェクト（＝経済活動支援）です。

※11/29現在の成果

• プロジェクト全体の売上高：27,235,538円
• 仕入先数：宮城、岩手、福島を中心に、青森、山形まで含め、計59事業所312商品
• 販売イベント：180イベント
• 店舗での取り扱い：全国26店舗

ミンナDEカオウヤ プロジェクト概要図

株式会社インサイト

ビジネスセクターでのコンサルティングノウハウを駆使して、企業の障害者雇用コンサルティング、および障害者福祉事業所（授産）のマーケティング・経営コンサルティングを中心に、社会課題を解決する「ソーシャル・ビジネス」の支援やCSRに関する調査・コンサルティングを実施しています。

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