第8回フィランソロピー大賞 特別賞 【先進雇用モデル】

アイエスエフネットグループ(代表取締役 渡邉幸義) は企業の本業を生かした社会貢献活動を顕彰する「第8回企業フィランソロピー大賞」(主催:公益社団法人日本フィランソロピー協会)の特別賞「先進雇用モデル賞」を受賞いたしました。
当社の「雇用の創造」を目的とした、5大採用(ニート・フリーター、FDM(※1)、ワーキングプア(時間に制約のある方)、シニア、引きこもりの方々の採用)への取り組みが、他に例のないユニークかつ明確な理想を追求し、同時に新しい雇用モデルを示すとともに、企業のあり方に革新的な変化をもたらすものであると高く評価されたものです。

企業フィランソロピー大賞とは

企業の本業を生かした社会貢献活動を顕彰するものとして創設。 不祥事の多発、環境の劣化、青少年を取り巻く状況の悪化など、これからの活力ある社会を創出するためには、企業のより積極的な社会貢献と従業員が誇りを持てる企業づくりが不可欠です。
今日ではCSR(企業の社会責任)が謳われるようになり、本業を生かした社会貢献はCSRを推進するものとして急速に関心が高まっております。本賞はCSRのベストプラクティス事例を示すものとして、企業の大小に関わらず全国での実践事例を発掘してまいりました。

受賞理由

アイエスエフネットグループは「雇用の創造」を目指したIT企業であり、五大採用(ニート・フリーター・シニア・障がい者(障害者)・ワーキングプア・引きこもりの人々の採用)に取り組んでいる。通常、企業の採用は経験者あるいは専門技術の保有者を条件として求人するが、同社ではITに知識のない未経験者であっても、独自の教育制度により、一人でも多くの人がIT業界への門戸をくぐることができるように工夫し、雇用創出を図っている。 こうして採用された人は2000年の創業以来1,000名を超え、2020年までにニート・フリーター・ボーダー・引きこもり、更には障がい者(障害者)の採用を更に増やすべく長期計画を立てている。 これは、同社の経営理念である「ICT事業を通して、1人でも多くの人に働く喜びや生きがいを見出して欲しい」の実現を目指すものである。 このように、同社は他に例のないユニークかつ明確な理想を追求する企業であり、同時に新しい雇用モデルを示すとともに、企業のあり方に革新的な変化をもたらすものである。

活動内容

5大採用ハーモニー宣言
(ニート・フリーター・シニア・障がい者(障害者)・ワーキングプア・引きこもりの人の雇用創造)

受賞をうけて

アイエスエフネットは2000年の設立以来、E&E(Eco & Employment)を大義に掲げ、限り有る資源の有効活用と働く環境を求めている方への雇用の創造に取り組んで参りました。 特に2006年1月からは、「5大採用」をテーマに掲げ、「ニート・フリーター、FDM(※1)、ワーキングプア(時間に制約のある方)、シニア、引きこもり」といった、従来では働くことに制限があると考えられていた方々に対しての雇用の創造にも特化して参り、一定の成果を上げてまいりました。 今後も更なる努力をすべく、2011年3月、アイエスエフネットグループは、雇用の創造への新たな目標として、「10大雇用」をスローガンに掲げました。

10大雇用
従来では働く事に制限があると考えられていた方々へ対して、雇用の場を創造してまいります。

1.ニート・フリーター
2.FDM(※1)
3.ワーキングプア(働く時間に制約のある方)
4.引きこもり
5.シニア
6.ボーダーライン(軽度な障がいで障がい者手帳を不所持の方)
7.DV被害者
8.難民
9.ホームレス
10.その他就労困難な方

10大雇用に該当される方に対して、当グループではこの項目を理由として採用の合否を決定いたしません。 その方の履歴書や過去は重視せず、未来への意識を持った方、当グループのホスピタリティの習得へ向けて努力をして頂ける方の採用をさせて頂きます。 この10大雇用はアイエスエフネットグループの使命である雇用の創造への新たな挑戦となります。今後も一人でも多くの方に安心して働ける環境を創造し提供するべく、社員一同更なる努力を続けてまいります。

※1:アイエスエフネットグループでは障がいのある方を「未来の夢を実現するメンバー」として、FDM(Future Dream Member)と呼称しております。