イクメン社員を応援します!

こんにちは。ブログ更新担当のイリサワです。

今週末は父の日です。普段は面と向かって感謝の気持を伝えられていない方も、ぜひこの機会に感謝の気持を伝えてみてはいかがでしょうか?

今回は、そんな父の日にちなんで、社員の働きやすい環境づくりに取り組んでいる人事部のイクボス 渡部部長に出産・育児支援制度について話を聞きました。

イリサワ「今日はよろしくお願いします。今回は父の日ということで、男性社員の出産・育児支援制度についてお話を聞きたいのですが、まずは、アイエスエフネットの育児休業制度について教えてください。」

渡部「アイエスエフネットでは、要件を満たした場合、お子さんが3歳になるまでの間に育児休業を取得できます。法定を上回るかなり手厚い制度だと思っています。特に、より男性社員に利用しやすくしてもらうため、育児休業の最初の5日間が有給休暇(育児有給休暇)になるところは、他社にはあまりない制度だと思います。」

▲ご本人も2児の父であるイクメン社員の渡部部長

イリサワ「男性社員の育児休業などの取得状況の公開を義務付ける…、なんてニュースもありますが、実際にどのくらいの男性社員が育児休業を取得していますか?」

渡部「2016年の実績ですが、育児休業取得対象となる、ご家庭でお子さんの産まれた男性社員は38名いました。その内、期間の違いはありましたが、8名の方が取得しました。取得率でいうと21%になります。先日、厚生労働省から発表された全国の取得率は3.16%ということでしたから、制度がしっかりと活用されているということかと思います。」

イリサワ「ただ、いざ長期の休みを取得しようとなると『周りに迷惑がかるのではないか?』と考えてしまって、実際に申請しづらいという現実もあるのではないですか?」

渡部「手続きの面は私たち人事部が担当していますが、お休み中はダイバーシティ部の担当者がサポートしています。ダイバーシティ部では、女性社員の産前・産後・育児休業を取得する時と同様、休業前に面談をして、どのような意識を持つことで子育てにうまく参加できるかであったり、復職した時、スムーズに業務に入るために自己啓発方法や資格取得の勉強法をアドバイスしてくれたりと、休業中も主にメールなどでフォローしてくれています。」

イリサワ「2つの部署のサポートがあるから安心してお休みを取りやすい雰囲気なのかもしれませんね。」

渡部「雰囲気という意味では、エンジニアの所属する技術本部では、本部長クラスをはじめ、管理職の方に育休取得の経験者が多いので取得しやすい雰囲気があるんだと思います。内勤の管理部門でも、短期ではありましたが役員が取得したことがあるんです。ですから、言い出しづらいという雰囲気はないですね。」

イリサワ「確かに、自分がとっていれば、部下にダメとは言えないですね。」

イリサワ「育児休業制度の他に、男性社員の子育て参加につながるような制度はありますか?」

渡部「配偶者出産休暇という特別休暇が2日間あります。これは主に出産日に使われています。これは奥さんの出産に付き添うだけじゃなく、お兄ちゃんお姉ちゃんがいれば、誰かが面倒を見なければいけません。親御さんに頼れるご家庭はいいかもしれませんが、地方に住んでいるとなるとそうもいきません。それぞれの家庭の事情に合わせて、制度をうまく活用してもらっています。」

イリサワ「最後に、これからの子育て世代である若い方に向けてメッセージをお願いします。」

渡部「各家庭ごとに共働きだったり、親世帯と同居していたりと、環境が違ったり、育児に対する価値観は違いますので、その多様な価値観に応えられるような制度を充実していきたいと思っています。」

イリサワ「今日はありがとうございました。」

後日、ダイバーシティ部の担当の方にも、実際に育児休業を取得した男性社員のお話を聞きました。「育児休業中にどっぷりと育児に参加できたことで、段取り力がついて、仕事にも役に立った」という仕事にも好影響があったという感想や、「休業中に住んでいる地域の活動に参加し、地域とのつながりをとても感じることができた」という声もあるそうです。

その他にも、雇用保険から支給される、育児休業給付金という雇用継続給付があることを教えていただきました。育児休業給付金というのは、満1歳未満のお子さんの育児休業を取得する場 合、180日までは休業開始時の賃金の月額約67%が支給され、その後1歳 までは約50%を支給されるそうです。休職による経済面の不安はつきまといますが、事前に教えてもらえると安心しますよね。出産後でバタバタした中での手続きは大変ですが、アドバイスをいただけるとのことでした。

私も2児の父ですが、育児休業のとれる時期にアイエスエフネットに入社していれば…、と、うらやましいばかりです。今回は男性も積極的に利用できる出産・育児支援制度を紹介しましたが、他にも「育児短時間勤務」や「子の看護休暇」「子の行事休暇」というのもあり、ワークライフバランスの充実につながる制度はまだまだあるんです。このブログでもいつか紹介したいと思います。