7月 FDAご家族と語る会とランチ会

先日、NPO法人FDA(Future Dream Achievement)にて、ご家族と語る会を開催させていただき、障がいのある方やご家族、企業の担当者の皆さまなど、30人以上の方がお越しくださいました。

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今回は、FDAのメンバーや親御さんに、FDAの理事である成澤からインタビューをさせていただきましたので、一部ご紹介させていただきます。

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<メンバーK.Wさん>

【Kさんの1日を教えてください】
朝礼のあと、ExcelやWordの使い方、パソコンの基礎、そして午後はビジネスマナーや一般教養などを学んでいます。

【楽しいのはどんなときですか】
他のメンバーとコミュニケーションを取っているときです。
授業においても、スタッフの皆さんとのやり取りがとても楽しいです。

【Kさんの次のステップは】
今は施設内での作業ですが、少しずつ施設外の案件に出るなど、もっとできることを増やしたいと思っています。

【周りの皆さんにお願いしたい仕事上の配慮はありますか】
FDAに来た時とFDAから帰るときの身支度の手伝いや、トイレの介助、また、仕事道具をデスクにセットするなど業務前の準備をお願いしたいです。
手が届く範囲に仕事道具があれば、あとは自分でできます。

【今後の目標を教えてください】
施設外での作業をミスなくこなし、まずは実習体験を積んでいきたいです。

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<メンバーK.Mさんのお母さま>

【大変だったことはなんでしょう】
生後5ヶ月半のときに発作を起こし、発育時期だったために障がいが残ってしまったのですが、見た目にはわからないため苦労しました。

【FDAに見学に来て、どのようなところに心が動いたのでしょうか】
「一人ひとりが活躍できる場を作らなければならない」という“想い”に心を打たれました。

【お子さんがFDAに通うようになって、何か変化はありましたか】
元々明るい子でしたが、以前よりも更に積極的に行動できるようになりました。
今は実習にも行っており、家から外に出ることで、親の目から見ても一皮剥けたようで、大変嬉しく感じています。

【FDAの良いところはなんでしょうか】
FDAでは、できることや得意なことを伸ばし、一人ひとりの速度に合わせた支援をしていただいており、親としてはとてもありがたく感じています。
当事者のご家族同士のつながりを作り、家族にしかわからない悩みや、様々な情報などを共有できればと思っています。

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<メンバーS.Nさんのお母さま>

【FDAとつながったきっかけを教えてください】
子どもの将来を考え、“少しでも仕事につながることを”と考え、他の事業所に通っていましたが、障がいのある方に配慮してか、あまり作業自体をさせていただけませんでした。
そうした中、支援センターでFDAをご紹介いただきました。

【FDAはどのような印象でしたか】
これまでの事業所とはまったく様子が異なっていたため、最初は“ここに子どもを任せて大丈夫か”という想いがありました。
ですが、作業をしている皆さんの姿を見ているうちに、すばらしいという感情が湧き上がってきたのを覚えています。
これまで、子どものことを話せる場所がなかったため、親にとっても嬉しい場所です。

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会社だから分かること、家族だから分かることがあります。
そして、同じような悩みを持つ親御さん同士で、情報や知識の共有をしていただければ、解消される悩みもあるのではないでしょうか。

ご家族と語る会の後は、ご参加くださったご家族の皆さまやメンバーと共に、「ランチ会」を行ないました。

ランチ会の中では、FDメンバーやボランティアの皆さまの頑張りやご支援を称える“ほめーる”の授与、7月にお誕生日を迎える方のお祝い、そして今月は4名の方に精勤賞の授与が行われました。

また、目標を達成した“データ入力案件チーム”と“封入作業案件チーム”の2チームの功績を称え、表彰が行われました。

皆さん、おめでとうございます。

ランチ会の最後には事務局長の和田からこんな話があったそうです。

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「先日、大手企業の新卒入社15人の皆さまが、FDAへ実習にいらっしゃったのですが、FDAの事業所内について「想像していた以上に、とにかく元気で明るい」と感じたそうです。
今後の労働人口の減少に伴い、これまで就労が困難だった方や障がいのある方などが、どの企業でも増え、“どのように接したらよいのか”を改めて考えなければいけなくなると想います。
そのようになった時のために、FDAでの体験を通して、“心配することも、警戒する必要もないんだ”と感じていただければ、私はそれで良いと想っています。」

私もこの活動を通じて、皆さんに知っていただき、ご理解いただくことが、これからの社会にとって大事なのではないかと考えています。

誰もが生きやすい社会になればと想います。

◆NPO法人FDA(Future Dream Achievement)
http://www.fda.jp/

線路に転落した男性を救助

6月のこととなりますが、名古屋市営地下鉄鶴舞線伏見駅の下りホームにて、アイエスエフネットグローバルの村瀬さんが、近くにいた銀行にお勤めの方と共に、線路に転落した男性を救助され、消防署および交通局から感謝状をいただきました。

◇感謝状授与の様子
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お二人の目の前で男性が線路に転落し、銀行員の方が救助のため線路に降り、村瀬さんは電車の緊急停止ボタンを押して駅員さんを呼んだ後、銀行員の方と協力し男性をホームへ引き上げたそうです。

村瀬さんよりコメントをいただきましたのでご紹介いたしましょう。
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たまたまこのような現場に遭遇しましたが、特別なことをしたとは考えていません。
また、本当に評価されるべきは、真っ先に線路に降りたもう一人の方で、私はサポートしただけです。
ただ、私自身、周りからこのような評価されることは少ないので、単純にうれしく思います。
今後も私にできる範囲で、社会に貢献できればと思います。
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お二人の連携で、転落した男性は軽い怪我ですんだとのことですが、村瀬さんと銀行員の方は面識がなく初対面でした。
相手を想う心がこの連携につながり、大切な命を救うことが出来なのではないでしょうか。

6月21日の中日新聞(市民版)でも取り上げられておりますので、この新聞をお持ちの方はぜひ、お読みいただければと想います。

救助のためとっさに行動した銀行員の方の勇気、そして、村瀬さんの冷静な判断に、心から賞賛の拍手を贈りたいと想います。

2016年度 障がい者雇用フォーラム 第3部

障がい者雇用組織活性度診断ツール「NANAIRO(ナナイロ)診断」のサービス提供開始を記念し開催された、「2016年度障がい者雇用フォーラム」の様子をお伝えしてまいりましたが、最後となる第3部では、株式会社 NANAIROの代表取締役社長である白砂より、「障がい者雇用推進施策の先進事例を探る」をテーマに、「NANAIRO(ナナイロ)診断」や他社での事例などをご紹介させていただきました。

◇NANAIRO代表取締役社長 白砂祐幸
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◆2016年度 障がい者雇用フォーラム 第1部
http://www.isfnet.co.jp/blog/?p=12487

◆2016年度 障がい者雇用フォーラム 第2部
http://www.isfnet.co.jp/blog/?p=12492

企業で障がい者雇用を進めていくには構造的に捉える必要があると考えており、各企業における障がい者雇用に関する課題をいち早く発見し、正しい対応をするためのツールが「NANAIRO(ナナイロ)診断」です。

また、大きな視点の中から全体の組み直しなど、できるだけ早く対応した方がよいと考え、株式会社 NANAIROでは公開セミナーを毎月開催しておりますので、ぜひご相談にお越しいただければと想います。

◆NANAIRO診断『活用セミナー』
http://sevencolors.co.jp/seminar

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「美点凝視の経営」第二章

先日は、私の6冊目の著書「美点凝視の経営」(2012年9月7日発売)より「第一章」をご紹介させていただきましたが、今日はその「第二章」をご紹介させていただきます。


◆美点凝視の経営 障がい者雇用の明日を拓く : Amazon

「美点凝視の経営」では、障がいのある方を含め一般的に就労が困難とされている方々の雇用に関し、アイエスエフネットグループの取り組みや想い、そして、私の夢などについて書かせていただきました。

第二章は『障がい者雇用の現実』と題し、一人ひとりの個性に合った就労環境に対する配慮ができればどのような十分に働けることなど、実例を交えご紹介させていただいています。

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障がい者と健常者の違いは、右利きと左利きの違いのようなものだと思います。つまり、単なる個性の違い、ということなのです。
当グループではそうした個性豊かな障がい者たちがきちんと戦力になって仕事をしています。
しかし、多くの企業は「評価ゼロ」という見方しかしていないようです。

「美点凝視の経営」第二章 障がい者雇用の現実 より
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発達障がいの一つであるアスペルガー症候群の方はコミュニケーションが苦手ですが、天才的ともいわれる特別な能力を持った方が多くいるとされ、当グループにも何名かおります。その中の一人は、高度なスキルを要する帳票作成フォームの修正や更新を行うことができます。このフォームにて必要なデータを読み込むと、決まった書式に整形された帳票を作成することができます。

また、知的障がいのある方は同じことを繰り返し行なう、根気の必要な業務が得意で、パソコンの検証作業などでは、飽きることなく着々と仕事を進めてくれます。

障がいのある方を含め、一般的に就労が困難とされている方の中には、“知らない”ことによる偏見や差別から、就労困難となっている方が多くいらっしゃいます。

例えば、病気や怪我で顔などに傷が残ってしまった方、LGBT(性的少数者)の方など、働くことに対してなんら関係がないにもかかわらず、働く機会を与えてもらえないのが現状です。

では、どうやって就労が困難とされている方々の雇用を実現していくのか。
それは、また次章でご紹介させていただきたいと想います。

◆書籍 アイエスエフネット(ご購入はこちらから)
http://www.isfnet.co.jp/books/book_index.html

◇特例子会社 アイエスエフネットハーモニー 見学会風景
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