日別アーカイブ: 2015年7月2日

7月 FDAご家族と語る会

先日、私が理事長を務めるNPO法人FDAにて7月の「ご家族と語る会」を開催させていただき、障がいのある方やそのご家族の皆さま、企業の皆さまなど、大勢の方に足を運んでいただき、心より感謝申し上げます。

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今回は、私からアイエスエフネットグループの展開として、タウン構想についてお話しをさせていただきました。

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私の生まれ故郷である静岡県沼津市に、雇用と地域の活性化を目的とした複合施設があります。
沼津駅から徒歩で約7分の場所にある、通称“雇用創造オフィス”と呼ばれるこの施設は、6階建てのビルの2階~6階を当グループで使用し、オフィスの他、レストランやフィットネスジム、デイサービス、ショートカレッジ、放課後等デイサービス、貸しスペースなどを運営しています。

この“雇用創造オフィス”は地元のシニアの方のコミュニケーションの場として活用していただきたいと考えており、2階にある障がいのあるスタッフが働くビュッフェレストラン「たくみ農園」では、少しでも外出の機会を増やしていただきたいと考え、90歳以上の方はランチを無料にしたところ大変ご好評いただき、多くのシニアの方に足を運んでいただいています。

地域の活性化と就労とを結びつけることで、新たな雇用が生まれ、街には人が増え、より一層地域が活性化し、そしてまた新たな雇用が生まれるというよい循環ができると考えています。

お越しいただいた皆さまからご質問をいただきましたので、一部ご紹介させていただきます。

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【質問】
障がいのある方のお仕事の内容はどのようなものですか。

【回答】
同じ障がいでも、一人ひとり違いがあり配慮の仕方が異なります。
我々は、業務内容を細分化することで、その人に合ったお仕事をしていただいております。
例えば、コピーをとる、伝票を作成する、書類に印鑑を押すだけの仕事もあります。
一人ひとりの強みに合わせた仕事を振り分けることで、障がいのある方でも十分に就労することは可能だと考えています。
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最後に、私がよく引用させていただく「一人一秒のプレゼント」(奥村久美子「ありがとうを伝えたい 第二集」芸術生活社)の朗読をFDAの利用者の方にしていただきました。
心をこめて読んでくださり、お越しいただいた皆さまにもしっかり届いたと感じています。

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次回は8月5日を予定しておりますので、少しでも関心をお持ちになりましたら、ぜひご参加いただければと想います。
皆さま、ありがとうございました。

◆15年8月5日(水)FDAご家族と語る会・ランチ会のご案内

「第50回 哲学の会」を開催いたしました

私が理事長を務めておりますNPO法人FDAでは、アイエスエフネットグループと共催して定期的に「哲学の会」を開催しております。
「哲学の会」とは、アイエスエフネットグループが掲げる“雇用創造”という大義のもと、その価値観を発信するため経営理念に共感くださる方を話し手にお迎えし、ご講演いただく会です。

6月の「哲学の会」に参加した社員から、レポートが届きましたので、少しご紹介させていただきます。

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今回は、認定NPO法人 自立生活サポートセンターもやい 理事長 大西連さまをお招きし、『「見えない貧困」と私たちのこれから』をテーマにお話しをしていただきました。
認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやいは、生活困窮者への支援や社会的に孤立した状態の方への支援を目的に2001年5月に設立されました。

現在、日本では、“ホームレス状態の多様化”が進んでおり、ホームレスが必ずしも路上生活者とは限らず、集めた空き缶を売ったお金でインターネットカフェで過ごし安定した住居を持たない人や、お金のあるときだけ安い宿泊施設に泊まる人など、様々な形があるのだそうです。
そうしたことを踏まえながら、日本における「見えない貧困」がどのくらいあり、また世界と比較した日本の貧困状態、またその支援などについて、様々な統計データを交えながらご説明いただきました。

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参加した社員は「日本は経済大国といわれているのに、想像以上に貧困率が高くて、少しショックでした。」と、感想を述べておりました。

皆さまから大西さまへいただいたご質問の中から、一部をご紹介させていただきます。

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【質問】
生活困窮者と言われる方の中には、一つの仕事だけでは生活ができないためダブルワークをしている方もいます。
また、障がい者の方も収入が少なくて二箇所で仕事をされている方もいると聞きます。
ダブルワークの方は色んな意味で負荷が大きいような気がしますが、この辺はどのようにお考えですか。

【回答】
確かに、給料や時給が低く、生活のためにダブルワークをしている方もいるかと思います。
これを解消するために、「企業側が給料を引き上げる」ということは現実問題難しいと考えます。
こうした、「雇用」だけでは支えられない部分については、何らかの制度を作り、対応するしかないのではないでしょうか。

海外の例では、低所得者に関しては家賃補助がでる国もあり、そうした支援を高齢者も若者も利用するため、どの年代の人も比較的抵抗なく利用することができています。
収入が10万円でも、貯金ができるような仕組みを作れればと想います。

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7月は「続・25大雇用百年塾(第4回)」開催のため、哲学の会はお休みとなります。
「続・25大雇用百年塾」についても、もし関心をお持ちでしたらぜひご参加ください。

◆全5回 15年7月17日(金)続・25大雇用百年塾(第4回)のご案内

ベネフィット利用者の方のイラストが表紙に「Lifeel」

「一般財団法人 全国障害者自立支援の会」様が発行する、障がいのある方のための生活支援雑誌「Lifeel(ライフィル)」6月号のコーナー「人間ドキュメント」に、私のインタビュー記事をご掲載いただきました。

◇取材風景
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障がいのある方の就労移行支援事業を全国に展開している、アイエスエフネットライフ設立のお話しをきっかけに、お子さんの個性を一番よく知っている親御さんとの対話が重要だということや、オープンして直ぐ震災に遭ってしまった福島の「匠カフェ」を、絶対にやめなかった想いなどをお話しさせていただきました。

また、「Lifeel」6月号の表紙には、ベネフィット利用者の方のイラストを起用いただきました。
色鮮やかで楽しい気持ちになれるイラストは、Webでも公開されていますので、ぜひご覧いただければと想います。

◇Lifeel裏表紙/表紙
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◆一般財団法人 全国障害者自立支援の会
◆すがやゆうきイラスト紹介サイト